MediaDEPO® Author 4.1J
アップデートパッチ(バージョン4.1.3)リリース ノート
2018 年7月
本リリースノートでは、MediaDEPO Author 4.1Jアップデートパッチ(バージョン4.1.3)をご使用いただくための情報を説明します。
目次
l はじめに
l バージョン4.1.3におけるインストールソフトウェアのバージョン
l 主な変更内容
l 制限事項
l ご注意
このたびはMediaDEPO Author 4.1J (以降、MediaDEPO Authorと表記します)をご利用いただき、まことにありがとうございます。
本修正パッチは、MediaDEPO Author バージョン4.1.0、4.1.1および4.1.2を対象としております。
バージョン4.1.3におけるインストールソフトウェアのバージョン
バージョン4.1.3におけるMediaDEPO Author のインストールソフトウェアのバージョンは「4.1.3」になります。
以下の手順でMediaDEPO Authorのインストールソフトウェアのバージョンを確認いただけます。
1. MediaDEPO AuthorをインストールしたPCにログインし、コントロールパネルの「プログラムと機能」を起動します。
2.
項目「MediaDEPO Author 4.1J」の「バージョン」列を参照します。
(「バージョン」列は、列ヘッダを右クリックして表示される「詳細表示の設定」メニューで表示/非表示を設定できます。)
次の手順でインストールして下さい。
1. MediaDEPO AuthorをインストールしたPCにAdministrator権限でログオンします。
2. お手元のファイルが圧縮されている場合はローカルファイルシステムに展開します。
3. 展開したファイル中の「Update.exe」を実行し、アップデートパッチの適用を行います。
※ インストーラでシステム再起動を確認する画面が表示された場合、再起動を行ってください。
バージョン4.1.2からバージョン4.1.3への変更は以下のとおりです。
1. Windows® 10 バージョン1803の環境で、プロジェクトファイルやDAFファイルを読み込むとエラーになる不具合を修正しました。
バージョン4.1.1からバージョン4.1.2への変更は以下のとおりです。
1. ナレーションを変換した場合に、動画長が短くなる不具合を修正しました。
2. Windows® 7の場合、冒頭にソースを設定しないとエラーになることがある不具合を修正しました。
3. Windows® 10の場合、画面キャプチャー実行時にエラーが発生する不具合を修正しました。
バージョン4.1.0からバージョン4.1.1への変更は以下のとおりです。
1. 画面キャプチャーの時間が最小3秒になりました。
2. 画面キャプチャーを終了時に、既にキャプチャーされたビデオを上書きしようとすると、アプリケーションが強制終了する不具合を修正しました。
3. ナレーションを全削除すると、取り込まれたソースビデオが非表示になる不具合を修正しました。
4. ソースビデオを取り込んだ後、サムネイルがグレー表示になることがある不具合を修正しました。
5. プロジェクトに保存されたナレーションの長さと実ナレーションの長さが異なる場合にDAFファイルの作成時にエラーが発生する不具合を修正しました。
6. PowerPoint® 2010で出力したWMVファイルをソースビデオとして取り込むと、DAFファイルの作成時にエンコードエラーが発生する不具合を修正しました。
7. ピクセル非正方のMP4ファイルをソースビデオとして取り込むと、DAFファイルの作成時にエンコードエラーが発生する不具合を修正しました。
8. ピクセル非正方のWMVファイルをソースビデオとして取り込み、DAFファイル作成すると、配信用ビデオの縦横比が変わる不具合を修正しました。
9. 収録した画面キャプチャービデオと他のビデオをカット編集してつなぎ、DAFファイルを作成すると、配信用ビデオの映像と音声がずれる、または前の映像と後の映像と重なることがある不具合を修正しました。
10. 複数のスライドにナレーションを設定し、スライド付き音声コンテンツのDAFを出力すると、一部のスライドの音声が早回しになることがある不具合を修正しました。
MediaDEPO Author 4.1Jをご利用になる際の制限事項について説明します。
PDF文書のスライド取り込みについて
PDF文書をスライドとして取り込む場合、Adobe® ReaderとDocuWorksのインストールが必要です。またスライド取り込み時に、Adobe® Readerが起動します。
仮想マシン上でのプレビュー表示について
本ソフトウェアを仮想マシンにインストールしてご利用する場合、画面キャプチャーした動画をプレビュー表示することができません。
プロジェクト保存について
タイムラインエリアの表示倍率や画面の表示設定は、プロジェクト保存で保存されません。
スライド付きビデオコンテンツの表示について
スライド付きビデオコンテンツの表示で、スライド切り替えとポインタ表示が近いタイミングで実行される場合、ポインタ表示が先に行われ、後から切り替わったスライドが表示されることがあります。
レイヤー数の上限数について
レイヤー数の上限数は50になります。またソース取り込みで取り込めるビデオ、音声の上限数は10になります。
アニメーションが付与されたPowerPoint®文書のスライド取り込みについて
アニメーションが付与されたPowerPoint®文書のスライド取り込みは下記の動作になります。
· ページにアニメーションがn個含まれている場合、そのページはアニメーションが実行されていない状態のスライド画像1個と、順に1個ずつ実行された状態のスライド画像n個、計n+1個のスライド画像に分割されます。
· 同時に実行されるように設定されている場合も、別々のスライド画像に分割されます。
· 画面切り替えの効果は無視されます。
MediaDEPO Server 4.0.3以前へのDAFファイル登録について
本ソフトウェアで作成したDAFファイルをMediaDEPO Server 4.0J(バージョン4.0.3以前)へ登録した場合、下記の制限があります。
· キャプションは表示されません。
· 音声コンテンツは再生できません。
· スライド付きビデオコンテンツのスライドの動画は静止画で表示されます。
· 簡単キャプチャーコンテンツの付箋は表示されません。
前バージョンのソフトウェアのDAFファイル編集について
本ソフトウェアで作成したDAFファイルをMediaDEPO Server 4.0Jに登録後、エクスポートしてDAFファイルを作成した場合につきましても、そのDAFファイルを前バージョンのソフトウェアを使って編集することはサポートしておりません。
DAFファイルの書き出し時間について
DAFファイルの書き出しに要する時間は、出力画質やソースビデオや音声の長さによって、増減します。
ソースビデオ・音声の取り込みについて
ソースビデオや音声を取り込む場合、サポートされている拡張子でも、動画コーデックや音声コーデックによっては取り込むことができません。
動画コーデックや音声コーデックで取り込むことができるものは下記になります。
動画コーデック:
・Windows Media Video
・VC-1
・AVC/H.264 ベースラインプロファイルおよびメインプロファイル
・Expression Encoder Screen Capture
音声コーデック:
・Windows Media Audio
・AAC-LC
・HE-AAC
動画コーデックや音声コーデックの確認についてはサードパーティー製のツールをご利用ください。
簡単キャプチャーコンテンツの付箋について
簡単キャプチャーコンテンツを編集し、付箋を付与した場合、アプリケーションで表示される付箋の文字の大きさと付箋自体のサイズは、キャプチャー画像の表示領域の大きさに関わらず、常に同じ大きさで表示されます。また、キャプチャー画像の端に配置された場合に全て表示するように改行されることがあります。
作業用ディレクトリーについて
DEPO AuthorあるいはLiveRecorderで、起動、プロジェクト保存、あるいはDAF出力を行うときに、設定されている作業用ディレクトリーが存在しない場合は、ユーザー一時フォルダーを作業用ディレクトリーに設定します。
パッチ適用中に.msiファイルを要求される件について
本パッチを適用している時、.msiファイルを要求されることがあります。その場合、インストールに使用した元の.msiファイルのパスを入力してください。
画面キャプチャービデオの長さについて
バージョン4.1.1から、画面操作のキャプチャーで、作成できるビデオの長さは、最小3秒になりました。3秒未満の画面キャプチャーのビデオコンテンツを作成したい場合は、画面キャプチャービデオを作成・取り込み後、カットしてください。
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